こんにちは、松浦歯科クリニック歯科医師の後藤田です。
とうとうこの日がやってきました。2019年10月1日。
消費税が10％に増税されました。そして、軽減税率が開始されて、商品や状況によって税率が異なるというややこしい時代が始まりました。
松浦歯科クリニックでは
松浦歯科クリニックでは、保険診療と自費診療、そして歯ブラシや歯磨き粉などの販売をいたしております。
①保険診療について
保険診療は以前より消費税は非課税となっております。ですので、今回の増税においても、特に影響はありません。しかしながら、材料などの仕入れについては消費税は増税となりますので、保険点数の改定が10月1日に実施されました。同じ治療においても、費用は変わります。保険診療は国が定めた保険点数によって費用が決まります。ご理解のほどを御願い致します。
②自費診療について
被せ物や詰め物、矯正治療、ホワイトニングなど保険外診療につきましては、今までも別途消費税を頂いております。今回の増税において、保険外診療は軽減税率非適応となり、10％となります。
③歯ブラシ等の販売について
②と同様で歯ブラシや歯磨き剤は軽減税率非適応の商品となりますので、全て消費税率は10％となります。ただし、歯科専売のガムのみは8％の軽減税率が適応されます。
消費税がかからないものって？
この世の中で消費税が掛からないものがあるのってご存じですか？意外と身近なもので非課税となっているものがあるんですよ。
・土地の売買
・土地・貸家賃貸の賃貸料（駐車場は10％）
・国債、地方債、株式、
・商品券、プリペイドカード
・保険診療の医療費
・介護保険での介護サービス料
・自動車バイクの自賠責保険
・学校の入学金、授業料 等
・学校の教科書
・国などが法令に基づいて行う免許、登記、登録などの手数料
こんな感じですね。意外に、家賃というのは非課税なんですよ。でも、駐車場を借りた場合は税金はかかります。住む場所は生きる上で必要ですが、車は贅沢品なのでしょうか。
身近なものですと、自動車関係でしょうか。自動車免許を取る際には検定場で試験を受けますよね。そして、免許証を発行してもらいます。その費用は非課税です。また、車検の検査手数料も非課税なんですよ。
私の場合は、歯科医師国家試験受験手数料18000円、歯科医師免許発行手数料60000円が歯医者になるためにかかりましたが、それには消費税はかかりませんでした。
イメージとしては、国や市町村へ払う手数料は非課税という感じですね。
軽減税率はややこしいですね
増税前後は、ニュースやワイドショーでは盛んに軽減税率について話をしていますね。僕は増税前には何も買いだめはしませんでした。増税2％上昇は大きいですが、食料品は基本的に据え置きでしたので。では、8％据え置きのものはどのようなものなのか、改めておさらいしておきましょう。
【税率8％】
持ち帰る食料品、配達される新聞、出前、ノンアルコールビール、甘酒、みりん風調味料、給食、ミネラルウォーター、
【税率10％】
外食、イートイン使用目的の食料品、コンビニでの新聞、出張料理、お酒、みりん、学食、社食、水道料金
とりあえず、軽減税率が適応されるものを覚えておけば、それ以外は10％です。
適応されるものは、自宅で食事をするための食料品です。出前も自宅で食べるので持ち帰りと同じものになります。あとはアルコールの入っていないものと配達される新聞というところでしょうか。配達されるということは、自宅で読むということからかもしれません。なので、駅の売店やコンビニで新聞を買うと10％となります。
お得に買い物をするには
増税と共に始まったのがポイント還元制度。電子マネーやクレジットカードでのキャッシュレスでの支払いでポイントが還元されるというものです。対象の店舗は、国に申請をしたお店のみとなります。
中小企業のお店では5％、チェーン店などは2％をポイントで還元されます。
あとは、それぞれの支払い方法での独自還元。クレジットカードですと、普段でもポイントが付いていますので、その還元です。そして、一番お得なのは、PAYPAYでの支払いでしょうか。最大で5％還元ですので、合わせて10％のポイント還元となります。
また、運となりますが、当たりが出たら最大1000円分が還元されます。先日、コンビニで1600円分の買い物をしたのですが、画面がいつもと違ったので何かと思ったら、抽選で当たったようで1000円分還元となりました。1600円が600円になったという訳です。
でも、カラクリがありまして、チャージはヤフーカード、現金のみとなりますし、コンビニだとダメとか、色々ありますのでしっかりと下調べをしてから買い物をするようにしましょう。
色んな情報をしっかりとゲットして、お得に買い物をしましょう。皆さん、何か良い方法があれば是非教えてください。
