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口腔内スキャナのメリットは歯科治療が楽に!なかもず松浦歯科・矯正歯科に新アイテム登場!

こんにちは、なかもず松浦歯科・矯正歯科歯科医師の後藤田です。

ハロウィンも終わり、冬が到来してきますね。
そろそろクリスマス。
皆さんのところにはサンタさんはやってきますか?

子供の頃、クリスマスの夜はなかなか眠れませんでした。
寝ないとプレゼントは届きません。
でも、ドキドキして寝れなかったことを思い出します。
朝起きると、枕元にプレゼントが置いてあるのが楽しみすぎて。

僕は、小さい頃はドンキーコングのゲームウォッチが欲しくて、サンタさん(母親)に頼んだ記憶があります。皆さんは、サンタさんに何を頼みましたか?

新しいおもちゃがやってくるとワクワクしますよね。
おもちゃとは話が変わりますが。

この度、なかもず松浦歯科・矯正歯科に新しい診療機器が導入されます。
その名も『iTero』
口腔内スキャナの機器になります。

そこで、今回は当院に新しく導入される口腔内スキャナ『iTero』について、お話をしたいと思います。

口腔内スキャナ『iTero』

口腔内スキャナとは

スキャナという言葉は聞いたことがありますでしょうか?パソコンの周辺機器で使うもので、紙の文章などを画像データにしてパソコンに取り込む機械です。それが、歯科でも使われるというイメージです。
簡単にいうと、口腔内で使うカメラ
それをお口の中で使うものになるのですが、実際にどのように使用することが出来るのか、説明をさせていただきます。

①3Dデジタル印象

今までは、虫歯などで無くなってしまった歯の部分を修復するために、被せ物や詰め物を用いていました。修復物を作るためには歯型を採ることが必要です。どろーっとしたものをお口の中に入れて固めることで歯型を採っていました。

これからは、スキャナを口の中に入れて撮影することで、歯型を採ることができるようになります。単に写真を撮るだけでなく、歯の大きさを測ることができます。また噛んだ状態で撮影すると、噛み合わせも採ることができます。

そして、以前の型取りと比べると、メリットがたくさんあります。

・不快感の減少

 どろっとしたものが入った大きな型枠を入れなくていいので、不快感が減ります

・時間短縮

 型取りの素材が固まるまで時間がかかりました。それがなくなります。

・精度の向上

 今までの型取りですと、どうしても固まる時に収縮してしまいました。
 口腔内スキャナですと、一切ありません。

・噛み合わせも写真撮影でOK

型取りが苦手という人も多いと思います。これからは、その苦痛がなくなります。
※全ての場合で口腔内スキャナを利用できる訳ではございません。

今までは、このようなものを
口の中に入れて型取りしていました
これからは、この小さなスキャナーで
型取りをすることができます。

②口腔内カラー写真

スキャナで、歯列全体を撮影することで、立体的にお口の中を画面に映し出すことが可能となります。歯並びも一目瞭然です。
自分の口の中は自分で見ることができませんが、撮影後は360度の方向から自分の歯の状態を知ることができます。

歯列を表側、裏側、いろんな角度から
見ることができます

③矯正治療のシミュレーション

歯列全体をスキャナーで撮影すると、矯正治療後のシミュレーションを瞬時に行うことができます。あくまでもシミュレーションですので、ピッタリとこの状態には治療できませんが、かなり近い状態に治療することが可能です。

左が現在の歯列で
右が矯正後のシミュレーションです。

④インビザラインの治療に

写真撮影したデータを元に、マウスピース矯正治療を行うことが可能です。今までは、歯の型取りがものすごく大変でしたが、スキャナを用いることで、高精細な型取りが可能となります。

HyperFocal: 0

⑤隣接面う蝕の検知

歯と歯の間にある虫歯は、見えない部分となりますので目視で見つけ出すことが困難です。スキャナでは、写真撮影時に近赤外線を用いて虫歯を見つけ出すことが可能です。虫歯を検知することができれば、早期発見早期治療が可能となります。

目視ではわからないう蝕も
う蝕部分が白く写ることで
早期発見が可能です

⑥放射線照射なし

レントゲン撮影とは違いますので、放射線は一切用いません。妊娠されている方にも安心して使用することができます。

レントゲン撮影なしで
虫歯を見つけれるので安心です♪

Digital Dentistryの時代

歯科にもデジタル化の波が押し寄せています。
レントゲン写真撮影もフィルムを使うアナログ撮影でなく、デジタル撮影が当たり前となりました。CT撮影、MRI撮影も当然のことです。

被せ物についても、CAD/CAM冠が普及しております。CAD/CAMとは、コンピューターで設計し、自動で製作するものです。保険で使う白い被せ物の大半はコンピューターで作られます。

そして、型取りが口腔内スキャナーでデジタル化してコンピューターに取り込む時代となりました。
様々なことがデジタル化されてきています。これからどのように進化していくかが楽しみです。ちなみに、歯科治療自体はデジタル化することは不可能ですので、治療は今まで通り人が行います。しかしながら、AIが診断をする日が来る可能性はあります。

なかもず松浦歯科・矯正歯科では、年内中に口腔内スキャナを導入予定です。
患者さんにとって、治療時間が快適となるように努めて参る所存でございます。これからのなかもず松浦歯科・矯正歯科にご期待下さい!

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