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なかもず・中百舌鳥の歯科・歯医者

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子供の頃の思い出

こんにちは、なかもず松浦歯科・矯正歯科歯科医師の後藤田です。

寒い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
最近では、インフルエンザが広がっているとのことです。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症では、家庭内感染がありますので、特に気を付ける必要があります。
コロナだけでなく、インフルエンザの予防接種もしておくといいと思います。
予防接種をすれば感染しなくなり無敵になるわけではありません。
やはり、日頃の感染予防対策が重要です。

今日は、昔の僕の思い出を少し話したいと思います。

小学生の思い出

なかもず松浦歯科・矯正歯科には、たくさんのお子さんが治療や健診に訪れてくれます。
上手にお口を開けてくれるので、本当に治療しやすいんです。
僕は、子供ちゃんの治療をしていると、昔小さかった頃の自分を思い出します。

僕が小学生の頃といいますと、昭和時代の末期のころになります。
日本は虫歯の洪水といわれていた時代でした。
患者さんに対する歯科医師の数が圧倒的に少なく、夜遅くまで診察しても追いつかない先生方も多かったと聞きます。
そして、今のように予防を推進する時代でなく、虫歯ができたらどんどん治療していく時代でした。
当然、学校の歯科健診では大半の子供たちが虫歯で引っ掛かり、治療するようにという黄色い紙を渡されました。
親に紙を見せると、歯医者に行っておいでと言われ、近所の歯医者さんに行くのですが。
母は仕事で忙しかったので、妹と二人で一緒に歯医者に行くことが多かったんです。

歯医者さんに入ると消毒の独特の薬のにおいがします。そして、ドアの向こうからキュイーーーーンと甲高い音が聞こえ、子供の泣き声がしていました。
診察室に入ると、先生が使うところから炎がメラメラと出ているんです。
僕は特にメラメラと出てくる炎が本当に怖くて、歯医者さんは苦手でした。

なので、歯医者さんの建物の前までは行けるのですが、玄関のドアを開けることができず、妹二人で手をつないで立ちすくんでいました。
すると、中から強面の受付のおば様が出てきて、「早く中に入りなさい!」と怒られて中に連れていかれるのを繰り返していました。
涙を流しながら、治療に耐えていたのを覚えています。

今も当時に通っていた歯科医院はあります。たまに前を通ることがありますが、苦い思い出が蘇ってきます。

あの頃の僕を思い出すと、今なかもず松浦歯科・矯正歯科に通ってくれている子供ちゃんは本当に立派だと思います。ちゃんとクリニックに入れるんですから。泣いちゃう子もいますが、昔の僕よりは本当に立派だと思います。

高校生の頃の思い出

小さい頃は、母に仕上げ磨きをしてもらっていましたが、小学生も高学年になると自分で歯磨きをするようになりました。そして、永久歯に全て生え変わり中学、高校生となっていきました。

高校生の時は、電車で1時間半かけて通学していました。繁華街を通って通学していたので、学校や塾の帰り道では、自由に飲食することができ、そして知らず知らずのうちに虫歯が進行していきました。

そして、大学が推薦入試で早めに決まったので、母親に大学生になる前に虫歯全部直してきなさいといわれ歯医者さんに行きました。
たくさん銀歯の詰め物や被せ物にされてしまいました。
ものすごくお金がかかったのを覚えています。

大人になって

社会人になって、僕は塾と予備校の先生をしていました。
多忙な毎日を過ごしていました。
ある日、銀歯が取れてしまいました。
そこですぐに歯医者さんに通えばよかったのですが、忙しかったことにかまけて放置してしまいました。
やがて、冷たいものにしみるようになりました。でも我慢できる痛さでしたので、そのまま放置してしまいました。
そして、ついに激痛が襲ってきました。
もうどうやっても痛くて、耐えられなくて、ロキソニン(鎮痛薬)を飲んでしのいでいましたが、もう無理で、仕事を休ませてもらい歯医者さんに行きました。

するとどうでしょう、麻酔をして神経を取ったら、痛みがなくなりました。
あれだけの激痛がピタッとなくなりました。

もう、僕は感動してしまって。歯医者さんは素晴らしい職業だと思いました。
そして、仕事を辞めて、大学に入りなおして勉強をして、歯科医師になりました。
実は、僕は社会人をしてから大学に入りなおして歯科医師になりました。
勉強は本当に大変でしたが、年下の子たちに囲まれて楽しい学生生活でした。

子ども医療費助成制度

さて、子ども医療費助成制度というのが全国各地で実施されています。
子ども医療費助成制度は大半の市町村は15歳になった3月31日までですが、堺市は18歳になった次の3月31日まで使うことができます。すなわち、堺市のお子さんは高校卒業までどんな治療をしても助成が使えるのです。それも、保護者の所得制限はありません。

医科と歯科とは別枠となりますが、同じ月に2回まで自己負担金が最大500円まで、3回目からは自己負担金なしとなります。

現在高校3年生の18歳の皆さん、今年の3月31日でこども医療費助成制度が使えなくなります。
今まで500円以下で受診できたものが、これからは3割負担となり、窓口で数千円、場合によっては1万円を超える支払いを求められる場合もあります。
進路が決まった方は今のうちに、歯を治しに来てください。
3月31日までに治療を終了させるには、早めの受診が大切です。
できれば、3月上旬までには一度受診してください。

皆さんのお越しを
お待ちいたしております

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