Slide Two
                                       

医療ドラマのエキストラ出演しました

こんにちは、なかもず松浦歯科・矯正歯科歯科医師の後藤田です。

僕は、テレビが大好きで、部屋のソファーでゴロゴロしながら、録りだめしている番組を見るのが日課です。

今だと、ドラマやバラエティー、ドキュメンタリーと多岐に渡って観ています。

ずっと観ているのは『必殺仕事人』です。BS放送やローカル局で再放送をしているのですが、中村主水(藤田まこと)が昔から好きでよく観ています。時代劇なんて古臭いと思いますが、子供の頃から好きでよく観ていました。
よく考えると時代劇って今はやっていないんですよねぇ。水戸黄門も終わりましたし。(BSで復活するとききましたが・・・)

ドラマといえば、欠かせないテーマは刑事ものと医療もの。

この2つはどのクールでもやっていると思います。長寿的なものであれば「科捜研の女」でしょうか。

あとは「ストロベリーナイト」「相棒」「あぶない刑事」「西部警察」などが刑事ものですね。
必殺仕事人の中村主水も、同心という江戸時代の警察官のような仕事ですね。医療ドラマだと「ラジエーションハウス」「白い巨塔」「救命病棟24時」「Dr.コトー診療所」「ドクターX」などでしょうか。

僕は歯科医師ですので、どうしても医療ドラマが気になってしまいます。
実は、歯科医師でも医療ドラマのシーンで予測出来るものも多いんですよ。

「あっ、この症状だと◯◯と診断できるなぁ。」
と心の中で思って観ていると、『この患者は◯◯だから、緊急オペの準備してっ!』ってなる事が多いんです。大学で学んだ事が患者さんにだけでなく、ドラマでも通用すると思うと嬉しく思います。

歯学部でも全身の解剖実習があります

歯科医師になるためには歯科大学か大学歯学部にて勉強し、歯科医師国家試験に合格する事が必須となります。

最初、歯学部に入学したときには歯のことだけを学ぶものだとばかり思っていましたが、口腔内は人間の体の一部ですので全身の勉強もキチンとしました。

脳についてでは、解剖学で実際に脳を触りましたし全身の解剖を行いました。
脳梗塞や脳出血など脳の病気について、そして対処方法についても勉強しました。
目、耳、鼻、咽頭など口腔に近い分野は特に個別で授業がありましたし、その試験もありました。

なぜ、歯科医師になるために全身の勉強が必要なのでしょうか。
先ほども書きましたが、口腔内は人間の身体の一部分だからということですが、でも歯を治すだけなんだから必要なさそうですよね。

実は、処置や薬に関係しているんです。

例えば、脳梗塞や心筋梗塞を患ってしまった患者さんがいるとします。
梗塞というのは、血管が詰まってしまってその先に血液が流れないという意味です。

医師が治療したとしても再発する可能性は高いです。
ですので、血管が再び詰まらないようにするために血液をサラサラにする薬を長期間に渡って飲み続ける必要があります。

その患者さんの歯がダメになって抜歯が必要となった場合に何も考えずに抜歯をしたらどうなるでしょうか。

血液がサラサラになるということは、固まりにくくなりかさぶたができなくなります。
すなわち、歯を抜いた後はずっと出血が続くというわけです。

なので、現在服用されている薬を把握し、現在患っている病気についても把握しないと、
歯科治療といえ命に関わる場合もあるのです。

歯科医学だけでなく、歯科に関わる医学もキチンと勉強できているか、どのようにしてチェックするのでしょうか。

それが、大学の卒業試験であり、厚生労働省が行なっている歯科医師国家試験なのです。
歯科医師国家試験では、歯科医学だけでなく医学についても出題されます。また、英語や一般常識、計算問題も出題されます。

さて、今回の夏のドラマでは、「ラジエーションハウス」という放射線科医師と診療放射線技師がテーマとなったものがありました。

レントゲンやCT、MRIなど様々な医療機器が登場しました。僕の母校の大学病院には全て揃っていましたので、ドラマで出てくる機器や病気は一発で理解する事ができました。懸命に患者さんと向き合っているシーンを観て、大学病院で働いていた頃を思い出しました。

医療に携わっている職種はたくさんあります。医師や歯科医師は治療を行いますが、その周りにたくさんいる方々に助けられて、チームで患者さんに医療を提供しています。

看護師さんや薬剤師さんだけでなく、診療放射線技師さんや臨床検査技師さん、事務の方々、他にもたくさんの方々が患者さんのために一生懸命働いています。

なかもず松浦歯科・矯正歯科では、歯科医師だけでなく歯科衛生士さんやアシスタントさん、受付さんに薬剤師さんと皆が患者さんの為に働いています。今度、来院された時にスタッフ全員の働きぶりを見ていただければと思います。

追伸

僕は歯科医師ですので、歯科医師が主役の医療ドラマが出ないかなぁと思いますが、ドラマにするのは難しいのでしょうか(笑)
あと、ドラマのような治療を現実では全てしているわけではないのでw
あくまでもフィクションです。

あと、母校で撮影された映画やドラマにエキストラとして出演したことがあります。
テレビで自分が写っているのを観るのって不思議な感覚です。

昨年、榮倉奈々さん主演の「僕らは奇跡でできている」というドラマの中で、榮倉奈々さんが歯科医師役で出演されていました。その時に使われていたネームプレートをなかもず松浦歯科・矯正歯科スタッフも付けています(笑)

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